「recollection」-Live report-

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IS 2003 11 24 本八幡ルート14





曲順
1. lemon tea
-MC-
2.一羽の鳥
3.PINK
-MC-
4.arch
-MC-
5.seasons



テンポの良い明るさを持っているlemon teaからスタート。
秀朗さんの軽快な動きとそれに合わせて力強く刻んでいる淳人さんのドラム。
祐輔さんの綺麗な声とふんわり奏でられるギターの音色が印象に残る。
この時、ちゃんと前を向いていない自分が居て(kivori★nightで観れなかったから嬉しくて)、
だけどそれでも感じられるふんわりとした心地よさが嬉しくなる。
ちょっとシンプルな装い(黒なISです。祐輔さん可愛らしい………)、綺麗な照明と温かな空間と合っている。

「有難う御座います。」と祐輔さんの一言。チューニングの音のみが響く。
「ISです、ISです。こんばんわ…こんばんわです…こんばんわ〜。」とお客さんの「こんばんわ」を誘い(笑)、ご機嫌な祐輔さん。
「前回が今年で最後となる予定でしたが、ジェッジさんやKOHLさんが出られるということで急遽僕達も出ることにしました。
今年最後なんで、悔いの残らない様に、今度こそ最後なので悔いの残らないように頑張りたいと想うので。
雨等吹き飛ばす様なそんな曲なんて1曲も無いんですけど、雨が綺麗に見えるような夜にしたいと想います。」
「最後までお付き合い下さい。」
というMC。

「冬の日差しにぴったりな”一羽の鳥”という曲を聴いてください。」という一言で一羽の鳥に。
私が一番好きで冬になると絶対聴きたくなる1曲。
綺麗な明かりの下で流れる曲に浸りそうで怖くなる。
いつもこの曲を聴くと下を向いてしまう。それはただ単に「好きだけど、聴くには切なく刺さりすぎる」から。
朝の凛とした冷たい空気のように、静かに静かに…だけどとても優しく歌う祐輔さん。
そして力強く歌っているその姿。
重みを増していくベースと重く沈んだ心を持ち上げてしまいそうなドラムの音。
切ない物悲しい曲ではあるけれど、其処に居る「鳥」が見ている景色に「希望」があるようにも感じられる曲。
溢れそうな冷たさと、奥底に見えていそうな温かさの混じったこの曲が本当に私は好きなんだななんて噛み締めてみる。

「PINK」のイントロの音が何故か流れ「嘘です。」と突っ込みしてみるメンバー(タイミング違えたらしい?)
淳人さんの掛け声で「PINK」へ。
薄い桃色の光と白い光。
だんだん其処に淡い緑の光が重なり、春めいた空間がとても愛らしい。
「PINK」は春の曲だという事を以前伺ったので、印象としては季節は切ない感情を持ち続けたまま冬から春に変化したよう。
切ない感情をそっと、でも刻み込むドラムが印象的。
ベースの奏でる重低音も、鼓動の如く切ない感情を秘めた人の刻音のようにも感じられた。
綺麗でとても温かみのある世界感。そして切なく苦しさも隠さない淡い歌。
そんな印象を今更ながら感じてしまった。

秀朗さんの「ちょっと足つりましたね………(微笑)運動不足かな〜。」という言葉で始まったMC。
祐輔さんに何故かと聞かれて「リハの時に無理してモニターをまたいだ」所為ではと。
その時に「なんか嫌〜な筋が…痛くなった」そうです。
秀朗さんの「じゃあ次の曲。」に突っ込みつつ、祐輔さんがLIVE日程の告知を。
「1月のLIVEはこれ以上増えるのか?」という疑問に秀朗さんが「もう一杯一杯」と答える和み?な場面も。
こんなお2人の会話がとても素敵です。そして恐らく後ろで「なんでやねん」とか突っ込みを炸裂したいかもしれない淳人さん(?)
(祐輔さんはこのお時間の間エレキギター準備に。)

「オムニバスにも入る曲で ”arch”聴いて下さい。」という祐輔さんのお言葉で淳人さんのカウントが始まり「arch」。
まず最初に感じたのが歌詞が変わった気がするという事。以前のLIVEが9月なので(kivori行きたかった…)そう想うだけだろうか?
でも序盤の歌詞は変わったと想います。
上手く聞き取れなかったので確信無くて申し訳ないけれど。
「いくつもの願いのarchだよ」というサビの部分は前と同じかな。
ゆったりとした空間。もし似合うならばプラネタリウムかも…ベタですが。
しかも昼間の寂れた忘れられた…だけど誰もが心に思い出を持っているプラネタリウム。
「いくつもの願い」で作られたarchは届くのだろうか。
「積み木を重ねて」という歌詞もサビの部分であるのだけど、積み木は願いを形にしたものなのかな。
積み木ってバランスがいいようで、高い高い塔を作ろうとしても崩れてしまうモノですよね。
バランスを考えて計算して積み上げればいいのかもしれないけど…実際人の手で行うにはズレも生じる。
それにごくありふれた積み木だと真っ直ぐになっていないモノだってあるだろう。
レゴみたいに上手く連結出来るわけじゃない。
それでも、積み木を重ねて願いを重ねて連ねていく。
叶うかも届くかも判らない願いを積み重ねていく。
それは切ないし虚しい事柄かもしれないけど、それでも人はそうして生きていくんだよね。
論点ずれまくりましたが、「積み木」という言葉が凄く気になってしまった。

「ISからのお知らせ」という事でISが参加したオムニバスアルバムの告知。
12月17日から各BANDのLIVE会場や通販での販売が可能になるのでISでも通販開始なのです。
物販で申し込み出来るという告知だったのですが…
祐輔さん「まず…お金を下さい。」とボケをボケを(笑)→流石自他共に認める不思議さん。
通販での送料の値段も説明し、「それでも安い方なんですよね?」と秀朗さんに聞く祐輔さん。
ワンテンポ遅れて「安い。」と答えた秀朗さんに「もういい(笑)」と答えたり。
対バンのBand「KOHL」も参加しているオムニバスなのでその事も告げ、17日には届くように検討していると言う事で
「KOHLさんより早く買えちゃうかも」と言ってみたり(笑)でも御自分で「そんなせこい事言っちゃいけませんよね。」と突っ込みをする…
そんな祐輔さん(笑)

「今年最後の歌になります、”seasons”聴いて下さい。一年間どうも有難う御座いました。」
締めの言葉に続いて”seasons”
爽やかなギターの音が印象に残るこの曲。
個人的には初夏の涼しい海風がイメージ。「一号線」は海沿いの道を指しているのだと以前伺った事があります。
光もそれに合わせてみたいに涼しげな寒色を作り出す。

「霧でぼやけた三日月が 微かに照らす波打ち際 寄せてはまた返す」
その言葉で描かれそうなのは明け方の海だったり(明け方の空好きなだけかな。)
「手探りの毎日が とても恋しいのは何故? 」

温まった弱い心を覚ましていく風のようでした。
ここまでくれば、下を向くことが無くなりメンバーをしっかりと見つめている自分。

最後「どうも有難う御座いました。ISでした。」と御挨拶をして終えたLIVE。
今年最後のIS、此処に来てよかったと思えた。


昨年からふと想ったけど自分が何かに躓いたり見失って、怖がっている時って絶対ISのLIVEがある。
LIVEが終わると嬉しそうな顔な自分がいる。
ISってそういう存在なのかもしれないなと。
しみじみ。


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